[シンガポール/北京 16日 ロイター] - 米国の対イラン制裁に違反してイラン産燃料油を積んでいたタンカーから、中国の舟山近くの貯蔵タンクに荷降ろしが行われたことが、リフィニティブ・アイコンの船舶追跡データで明らかになった。
石油貯蔵ターミナルの関係者1人も荷降ろしを確認した。
「マーシャルZ」という名のタンカーから降ろされたのは約13万トンのイラン産燃料油。
ロイターは3月、洋上で積み荷を船から別の船に移す「瀬取り」や文書の偽造などにより、一部のイラン産燃料油が米国の石油禁輸制裁を逃れた可能性があると報じた。
ターミナル運営会社の別の関係筋は、同ターミナルでは少なくとも4年前からイランからの正式な積荷を受け取っていないとし、マーシャルZから降ろされた積荷はイラン産の石油であるはずがないと述べた。
米政府は今月、イラン産原油の禁輸措置について中国など一部の国・地域に認めていた適用除外措置を撤廃し、制裁を強化した。燃料油など石油精製品は、適用除外措置の対象に含まれていなかった。
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アメリカがイラン制裁に本気で取り組む理由の一つが「中国の影響力」を削る事
なんですが 中国やっちゃいましたね
これは中国経済を支えるのは 圧倒的に安いイランオイルだったわけ
この穴埋めの油が今ない現状 オイルってのは基本 油質が似てないと作れるものが変わる
発電用ガス オイルを使う場合 質が変われば「使う原油量」もかわる
軽質油は高い 現状 市場で自由なのは米国産でこれを中韓は、穴埋めに使っています
これって 穀類+油という二重の生命線をアメリカ依存になるので当初より中国は制裁抜けするのではと言われ監視されていました
そして今発覚・・いい口実アメリカに与えましたね というかタイミング良すぎw
さてこれがアメリカ世論にどの程度マイナス影響を与えるか 301条項だけではなく 敵国条項リーチになりかねません キンペー君かじ取り難しくなりそうですね
参考資料