麻生さんが東南アジア方面でスワップをすると記事が出ています
一方で哨戒機P3-Cの無償貸し出しもするような流れです
政治的効果もタイミングも確かにベストだ
アメリカが鞭(航行の自由)を下げる以上日本に雨を求めたのでしょう

これは善人の道ですね
あのエリアにもアメリカの要望にもそう

さて問題は その善行は相手に理解できる「倫理観」は存在するかですな
相手も対等な倫理観を持つ保証はない
むしろ倫理観とは国家によって違うものだ
違う以上 裏切ったら施しを与える前以上の最悪の状態になることをまずは教えておかないといけない
そもそも何度も裏切られてる国相手ではないか^^;

確かに自国経済が生き残るにはあのエリアは重要であるのは事実だが
ここで重要なのは
あそこにアメを与える場合
①鞭の効果が相手に鞭と理解できるか
②汚濁政治に近寄った結果自国の企業の汚染度も上がるリスクがある
 自国の企業の健全化政策はあるのか?相手国だけではなく自国関係者にも飴と鞭がいるのだ

日本の常識や倫理観が通用しないから国境があるのだ
国境を超える以上 相手国にも自国関係者にも
飴と鞭を準備しないといけない

スワップは保証であっても保険ではない
聖人の心で行うのではなく 裏切ると叩きのめす悪魔の心構えで行う(関係者を乗っ取る)行為なのだが
この意味を双方が理解できるかがカギですな