メモ代わりに紹介
イギリス料理はなぜ「まずい」のか─産業革命と二度の大戦から

http://peoplesstorm.hatenablog.com/entry/2017/04/18/212350

よくまとめられています あえて補足するなら都市化と産業構造の変化部分かな
イギリスが産業革命を先駆けることになった時代はまだ電化が行われていない時代なのです
産業革命の結果 労働人口の構造が変わり 女性および若年層労働者が誕生
結果とし賃金労働者層が膨大化

当時家庭内で必要な労働力の維持が困難になった
考えてください 水道がないのです^^; 水汲みだけでも大変 燃料も運んでくる必要があるんですよ
全ての家事は人力ですしね 

次に都市化の影響です 各地で都市化が起きた結果過度の人口密集が起きた
これはヨーロッパ史では珍しいことではなく基礎インフラが崩壊してるですよね^^;
この産業革命の場合もっとひどくて超過密化したためいわゆる住宅に
家事を営むスペースを確保できなくなった
イメージとしてはワンルーム物件だけが増えてそこに家族が住み着いたと思ってください
そうなると調理環境はなくなりますよね
調理環境もなくなったところに家事労働担当がいないのですから・・・・誰がご飯作るねん
となります であまりにご飯作らないんで 企業側が効率アップにもなるしと社員食堂を作るわけです

これにより益々家庭料理を作る機会がなくなり 屋台文化になる
その屋台も・・・下ごしらえできない環境なんで 煮る焼く程度になるわけですね

こうした背景がまとめられたブログの時代背景ですね

でもこれは英国だけの問題では無い
アメリカの場合労働人口に女性を出した結果 家電で助けても 冷凍食品文化になったわけです

日本の場合 レオパレス物件のように とりあえず簡単な調理ができるだけの物件が増え
代用として日本全土にコンビニ文化が出来てるわけ

となると家庭料理もね…手の込んだものは衰退しますわな
同じ構造は中国都市部ですでに起きています か低レベルの中華が油いために毛の生えたものになってますね

食は文化と社会を作る根底になる 時には振り返ることも必要なのかもしれません