イラン核合意の履行歓迎=経済関係の強化急ぐ-日本政府 ◆◇◆

 日本政府はイラン核問題をめぐる最終合意の履行を歓迎するとともに、日本が科していた対イラン制裁の解除を急ぐなどして同国との関係強化を図る考えだ。週内にも必要となる措置を閣議了解する方針で、イランでの商機拡大を狙う経済界の後押しに乗り出す。 岸田文雄外相は17日、核合意の履行を評価するとともに、制裁解除を「速やかに実施する」との談話を発表。岸田氏は「この重要な進展を契機とし、イランとの伝統的友好関係を一層強化していく」方針も示した。
 イランの核開発をめぐり、日本は国連安保理決議に基づいて、エネルギー分野の新規投資を停止するなどの制裁を科してきた。政府はこうした措置を解除するとともに、イランとの対話を拡大させていく意向だ。
 石油や天然ガスなど豊富な資源と人口7800万人の市場を持つイランとの関係強化は、経済界に期待が強い。既に岸田氏は、昨年10月にイランを訪問。進出企業の資産保護などを定める投資協定締結で実質合意するなど、核合意の進展を見越した布石を打ってきた。今後はイランに原子力の専門家を送るなどして、核合意の着実な実施も支援していく。 
 一方でイランは、同じ中東の大国のサウジアラビアとの対立を深めている。イラン、サウジともに日本は友好関係を維持しており、政府は地域の緊張緩和に向けた両国への働き掛けも行っていく考えだ。(2016/01/17-14:47)

===ここまで===

アメリカの制裁解除の追従と言う記事ですね 
さてこれをどう見るか。かなり偏った見方でよければ(´・ω・`)
あえて偏った見方なので妄信しないでくださいね。あくまでも参考意見程度に

単純に見れば核開発辞めたんだねって ニュースに見えますが
 イランと言う国は、アラブ民族ではなくペルシャ民族
ペルシャ故にシーア派
要は、現実主義と言うか隣の文化圏であるインドの思想が混じってるのです
解りやすく言えば 神様が根底であり神さま信じて生きなさい 
神様は一人なので考え方も一つですよ と唱えるのが
キリスト教 ユダヤ教 イスラム教なのですが
隣のインドは、仏教にしてもヒンズーにしても
神さんはイッパイいるわけで そもそも仏教に至っては
人が悟り(知恵や哲学)を学び悟りを開く と言う人間が進化しないといけない という考え
東洋的な 世俗主義と言うか根底は 人間重視なんですねぇ

これを隣で影響を受けてるペルシャ文化圏なので宗教学的には ロータスシンボル文化エリア
故に拝むのに 拝む対象物が必要だった・・・
この辺りが 拝む対象が全くいらないか 拝む対象に人の思考が混じるかの差で
宗派の差が埋まれてたりします

イランは ペルシャ故に 人が進歩する為に信仰をする
だからこそ教育内容が宗教学ではなく 哲学や化学を重視する変わったイスラムなのです
(他国は 宗教が古典主義なので キリスト教でいえば Bibleしか信じず
神様がすべてを与えたので 化学も歴史も否定する
他の宗教もすべて否定する かなり過激なグループになる)

根底はアメリカと融和しやすいのですが 融和しない理由は単純です
イラン人が基本的に賢すぎるのです

アメリカが制御できないほど 彼らが賢いのでイラン人を嫌うのです
賢い自国主義ほど厄介なものは無いのです
サウジの付け根に 賢いがアメリカのいう事を聞く「イスラエル」があり
その周りは、愚民生産国家であり 支配層を押さえておけば何となく俺様のいう事を聞く国家ばかりがあり
北アフリカにはかつて
愚民だが愚民故に本質を見抜きアメリカに従わない「カダフィ国家」があったのでこれと対立したのです

そして海(厳密にはペルシャ湾)をはさみイスラエル並に賢い上に困った事に自我を持つ故にコントロールが出来ない国家「イラン」が存在したのでこれに対立した って事ですな・・・
この国民は賢いので 無茶する王様追い出したわけで事実
あのエリアでイスラエルとイラクだけは 工業製品を解体しその中身を理解し
自国で再生産できる国家なのです

この工業国が アメリカやアメリカ資本のいう事を聞かないので嫌うっていうのが本質ですな。。。
そしてこの度アメリカと和解した・・・という事は

馬鹿ゆえにアメリカが制御しなければいけない国家群の中に
賢く孤立した話の分かる国「イスラエル」に対し
同じく賢く話を聞く上に戦略物資も持っている「イラン」が生まれたのです

従来の中東問題である
唯一の賢い被害者「イスラエル」VS馬鹿のイスラム軍団 馬鹿ゆえにアメリカがコントロールしなければいけない
と言うアメリカの意識と これを生み出したイスラエルの意識に対し

あのエリアに根底を覆す可能性がある アメリカと話し合える賢いイスラム教徒が生まれたのです
中東は次世代の勢力図を書き換える可能性が生まれました
 クルド問題もあるんですが・・・

もっとも次のアメリカ大統領が
賢いイランを認める事を許すかですなぁ
アメリカのあのエリア最大の国益は
すべての国は馬鹿であり 唯一イスラエルだけは多少話し合えるから
正しいアメリカは彼らを助ける と言うプロパガンタを自国民に植え付けることで
資源や経済を独占する事で生まれてたわけで・・・

オバマ政権が後2~3年あれば中東問題のコアである
「イスラエル」問題を根底から覆す「西側と同じ発想の文化国家イラン」の誕生で
イスラエルの暴走を止めれたかもしれない新しい時代が来たかもですが・・
(もっともオバマが続く弊害も大きいんだが^^; )

どちらにせよ中東の見方が一つ増える可能性はあるニュースですね・・・ 

シーア派国家は こんな感じです ◆◇◆
覚えておくといいかもです 
因みに ISは スンニ派の原理主義故に 堕落したスンニ派とそもそも認めないシーア派の双方に挑めと言っています 

因みに スリランカやマレーシアの場合 コア地域から離れてるのでそこまで宗教に厳格ではないです
スンニでも近代的人が多い変わったエリアです 

しかしいつも思うが・・・日本語難しい・・・投稿後何度も書き換えてます (´・ω・`)