牛丼値上げ、吉野家社長「企業努力では対応できず」  :日本経済新聞

ベース記事 吉野家さんが300円から380円に値上げ
ユーザから上げすぎとの声

ん~切り口が甘い記事ですね
まずは 業界のデーターより
牛丼1個にかかる牛肉のコストは 79円前後でした
まぁこれは スーパーでお肉見ればわかるでしょう
これが最近の相場変動と円安で 2倍以上になってる
要は単純コストで牛肉が80円前後上がってるのです

ちなみに牛丼1個の利益は10円前後

10円売るのに80円コストが上がってると言うわけですね
この時点で上げすぎは 根拠がないわけです
この上げすぎ論は 危ないお話
要は 最初から 牛丼が380円でなければいけないという 価値を先に決めている
牛丼を売るうえでかかるコストは

店舗開設費用 (家賃とか光熱費)
材料費
人件費
フランチャイズ維持費用(パテント)

固定経費である家賃や電気ガスなどの料金は カットできない

材料費は 安価な輸入食材を地用していたため カット進めるには
「危ない食材に手を出さなければいけない」 リスクですね!!

人件費を削るにしてもむしろバイト市場は値上がりしてます
カットすると質の悪い労働者で穴埋めしなくてはいけない
むしろコストが上がってるので上げなくてはいけない

パテント ←ここしか削る部分がない だが1個10円っすよ?
どうやって削るのだ?

これが 現実の適正価格を無視した デフレ脳 の弊害です
売れる価格で物を作る感覚では 絶対に経済は発展しないのです

経済を回すには 適正価格を正しく把握し
正しい値段お店で買う必要がある
先に値段を決め込みそれの式を正解とするなら
危ないので廃棄するべきものを喜んで食べる必要がある

貴方方は 
牛丼を正しい値段で食べたいのか
牛丼に見える廃棄物を300円で食べたいのか

この選択肢に対し 300円の廃棄物を食べたいと言う
企業努力は 10円しか吸収できないわけ

経済を発展させるために 売る権利 労働対価のみをインフレすることを当然とし
かかるコストである 購買者の権利として デフレ価格を求める

デフレ価格とは 危ない橋を渡る価格 即ち食の安全を放棄し
安全と経済の破たんの危険を覚悟でそれを推進する行為です

デフレ脱却は 政治家 経済家の指導ではない
消費者の 頭の切り替えこそがカギです
自己都合の権利のみを追求し その条件である義務を放棄して社会が成立するわけはない
まずは 自分の足元を見つめることが経済健全化の初手
すこし頭を柔らかくしてみませんか(´・ω・`)